神戸は浦和の最終ラインDF那須、森脇の間を狙った速攻で、序盤から主導権を握った。前半33分には浦和MF柏木の縦パスを、DF高橋が鋭い出足でカット。このボールがFWレアンドロをへて、フリーのFWペドロ・ジュニオールへ。GK西川を冷静にかわし、無人のゴールに流し込んだ。

 後半も神戸が加点した。後半9分、ペドロ・ジュニオールの突破から、最後はMF渡辺が決めた。

 浦和も同33分、途中出場のFWズラタンが頭で決めて1点を返した。しかし終盤の必死の攻めも実らず、前節川崎F戦に続く痛い連敗となった。神戸はリーグ戦3連勝。