磐田が岐阜県代表の岐阜セカンドに大勝し、2回戦進出を決めた。

 前半26分にCKのこぼれ球を拾ったDF石田崚真(20)のクロスをDF高木和道(35)がヘディングで決めて先制。その後5分間で一気に4得点を挙げ、流れを引き寄せた。

 後半18分には、石田のパスからFW斉藤和樹(27)が右足で決めてJリーグ初のハットトリックを達成。さらに同39分にはFW中村祐輝(29)が決めてこちらもJリーグ初のハットトリックとし、2トップが結果を残した。

 斉藤は「絶対に勝つことが大事だった。1試合だけではなく、次もアピールしたい」。中村祐は「公式戦に出場するのが久しぶりだったので、楽しみだった。いつもFWジェイと練習している成果が出た」と話した。名波浩監督(43)は「一生懸命戦った選手たちをたたえたい。(昨年の天皇杯と比べて)今日のギラギラ感はすさまじかった」と選手を褒めていた。