立ち上がりは新潟がボールを支配。前半4分から12分までで4度のCKを獲得し、名古屋を自陣にくぎ付けにする。

 前半15分過ぎからカウンターを仕掛け始めた名古屋は、セットプレーをしたたかにものにする。前半28分、右CKからFW川又堅碁(26)がヘディングを決めて先制。

 新潟は38分、右CKのこぼれ球をDFコルテース(29)が押し込みにいくが、名古屋GK楢崎正剛(40)に阻まれる。

 後半、新潟は立ち上がりからMFラファエル・シルバ(24)、FW山崎亮平(27)らが縦に速い攻めを見せるが、ペナルティーエリア内には入れない。

 名古屋は新潟のカウンターを守備陣が体を張って止め、GK楢崎も好セーブ。決定的なシュートを打たせない。

 1点を守り抜いた名古屋が19試合ぶりの勝利。新潟は2連敗になった。