川崎FのDF奈良竜樹(23)が22日の天皇杯・千葉戦での先発復帰を目指す。チームは20日、神奈川・川崎市内で調整。

 5月の神戸戦で左脛骨(けいこつ)骨折でリオデジャネイロ五輪を断念した奈良が、主力組でプレーし約4カ月ぶりの公式戦復帰が見えてきた。対人や接触プレーでも「怖さはなくなった」と手ごたえを口にし「久しぶりだしどこまでできるか確かめたい」と意欲を見せた。

 17日のリーグ戦での大宮戦は数的不利が響き敗れただけに「しっかり流れを取り戻すために大事な試合になる。センターバックは交代するポジションではないので90分やるつもりで準備したい」と話した。