J2札幌MF堀米悠斗(22)が“ジュリ米元気”としてホーム11連勝に導く。今日8日のホーム水戸戦(札幌厚別)は3戦ぶりの先発が濃厚。5月15日の前回対戦は0-0の後半36分、守備的な相手を左クロスでこじ開け、内村の決勝ヘッドを演出した。連続の水戸討ちへ「持っている力をすべて出して、チームの勝利に貢献したい」と意気込んだ。

 最近2戦はジュリーニョの左サイド起用でベンチスタート。悔しさはあったが「ジュリの前に出る姿勢に刺激を受けたし、そこに自分の守備のバランス感も加えられたら」と前を向く。6日のW杯アジア最終予選、日本-イラク戦をテレビ観戦した際は「左サイドの原口(元気)選手の仕掛けを意識して見た。90分、終始仕掛ければ相手は嫌がる」と学んだ。同僚や日本屈指のドリブラーの意識を織り交ぜ、好機を演出する。