横浜F・マリノスが勝ちきれない。ホームでジュビロ磐田と1-1で引き分け、3試合連続のドローとなった。
最後に訪れたビッグチャンスを生かせなかった。1-1で迎えた後半追加タイム、右サイドからFW水沼が送ったクロスボールにFW宮市がフリーで合わせた。しかしシュートはうまくミートせず磐田GK川島の正面に飛んでセーブされた。
相手の枠内シュート1本に対し、決定機を多く作りながら勝利を手にできなかった。
会見にやってきたキューウェル監督は表情をゆがめながら「残念な気持ちでいっぱいだ。大きなチャンスが2、3回あった。磐田は50メートル先からどんどん放り込んできた中、枠内シュートは1本。そのワンゴールで引き分けた。我々は学ばなければいけない」と言って悔しがった。
また、今季は公式戦でいまだノーゴールが続く宮市について問われると「ゴールというのはサッカーで最も難しいことだ。だから決まった時は最高の瞬間になるんだ。ちょっとした角度のずれ、タイミングの遅れでゴールはできない。ただ次の試合でハットトリックすることだってある。ゴールに特効薬はない。平常心で耐えるしかない。耐えて、耐えて、その時を待つしかないんだ」と回答した。