愛媛が8試合ぶりに黒星を喫した。組織的な守備でC大阪を封じ込めていたが、後半13分に最終ラインで足を滑らせるミスから失点。9月18日岐阜戦以来となる悔しい敗戦になった。

 木山隆之監督(44)は「選手はよく努力したが、結果的に得点を挙げることができなかった。いい時間になりそうかなと思った時間帯の失点だったので、痛かった。ただ、ミスを責めても仕方がない。いい形で今季を終われるようにしたい」と前向きに語った。

 昨季のプレーオフ準決勝で接戦を演じたC大阪が相手で、同監督は「そこから1年たって、自分たちがどれくらい差を縮めているか試せる試合だった。(C大阪との差が)多少は詰まっているけれど、やっぱりセレッソの最終ラインの選手は強い。我々はそこまで及んでいないというのを実感した。また練習からレベルアップすれば、今日の負けは次につながる」と話した。