Jリーグチャンピオンシップ(CS)決勝第2戦、浦和-鹿島は今日3日、埼玉スタジアムで行われる。

 浦和スタイルを貫き、優勝をつかみ取る。チームは2日、さいたま市内の練習場で約1時間の調整を行った。選手は明るい雰囲気で、時折笑みを浮かべながらボール回しなどで体を動かした。ペトロビッチ監督は「リラックスしているのを見ることができた」と、気負いがない選手に満足感を見せた。

 攻撃時は両サイドも上がって最大5人が前線に出るアグレッシブさが浦和の売り。第1戦はアウェーでPKによる1点を守り切ったが、守り勝つ雰囲気はみじんもない。0-1の敗戦でも優勝できる状況の中、DF遠藤は「相手を押し込む時間を長く作りたい」と、あくまでゴールを目指すチームの姿勢を強調した。連勝で短期決戦にも強い浦和を証明し約6万人のサポーターの前でシャーレを掲げる。