J1覇者で開催国代表の鹿島が、アフリカ代表のマメロディ・サンダウンズ(南アフリカ)を破り準決勝に進出した。0-0の後半18分に、MF遠藤康(28)の左足シュートが決まり先制。終了間際の43分には、途中出場のFW金崎夢生(27)が追加点を挙げた。

 石井正忠監督(49)は「立ち上がりは間合いなどでとまどったが、全体としては良いバランスで試合を運べた。得点の形も非常に良く、安定した試合だった」と満足そうな表情だった。

 遠藤は「良い落としをもらったので入れるだけでした。感謝したい。前半は危ない場面があったが、耐えられればチャンスはくると。今日勝てないと意味ないと思っていた。良い試合になって良かった」と話した。

 次戦は14日に、南米代表のナシオナル・メデジン(コロンビア)と吹田Sで対戦する。