途中出場の鹿島FW鈴木優磨(20)が、1アシストでチームを勢いづけた。

 後半39分にFW赤崎に代わって出場。そのわずか4分後だった。ボールを持つと、相手のタックルを軽々とかわして右サイドへ。FW金崎目掛けてピンポイントのグラウンダーのクロスを上げた。

 鈴木は「(金崎を)気持ち良くさせたら(次の試合)気持ちいいボールが返ってくると思うので、期待したい」と、いたずらそうに笑った。

 準決勝は南米代表ナシオナル・メデジン(コロンビア)と14日に吹田Sで対戦する。鈴木にとって吹田Sは、G大阪とのJ1開幕戦でゴールを決めた相性のいい会場でもある。「次勝つことが大事だと思う。今度は俺の番」と、得点でJクラブ勢初の決勝進出へ導くことを誓った。