神戸FWペドロ・ジュニオール(29)が鹿島に完全移籍することが27日、両クラブから発表された。ペドロ・ジュニオールはクラブを通じてコメントを発表した。

 「この瞬間が訪れることが、こんなにも難しいことだとは想像もしていませんでした。今日は人生においてもっとも難しい決断をしたことを報告します。このメッセージを伝えることは僕にとって簡単ではありません。僕が愛する偉大なるヴィッセル神戸サポーターのみなさん、僕のヴィッセル神戸での時間が終わりを告げる時がきました。神戸に来た日から今日までの3年間、多くの喜びに満ちた日々を過ごすことが出来ました」

 「鹿島アントラーズの一員になるという人生において新たな一歩を踏み出せることを大変嬉しく思っています。アントラーズは、ブラジル国内でも人気と知名度が高く、私自身のアイドルでもあったジーコ氏が所属したチームでもあります。そんな偉大なクラブが、強くあり続けるためにもベストを尽くし、貢献したいと思いますので応援よろしくお願いします」(原文のまま)

 ペドロ・ジュニオールは、07年の大宮を皮切りに09年に新潟とG大阪、11年に東京、14年から神戸とJ各クラブを渡り歩いてきた。スピーディーなドリブルと高い決定力が売りで、J1で119試合出場40得点、J2で2試合出場。