サッカー界の福島復興支援活動の一環として元日本代表DF岩政大樹(34)らが10日、福島第1原発を視察した。11年の事故後にスポーツ選手が施設内に入るのは初めて。

 岩政は作業員約300人を前に「廃炉や復興の活動を心から応援したい」とあいさつした。日本サッカー協会、Jリーグ、日本プロサッカー選手会が現地視察を企画。1~4号機の建屋近くまでバスで訪れて見学し、近隣でサッカー教室も実施。20年東京五輪男女日本代表の事前合宿地に決まっているJヴィレッジの復興状況も確認した。