鹿島MF柴崎岳(24)がスペイン1部リーグのラスパルマスへ移籍することが確実となったことが28日、複数の関係者の話で分かった。

 契約を結ぶため現地へ出発しており、近日中に入団する見通し。今冬は鹿島との契約を更新せず、海外挑戦を希望していた。

 巧みなパスや鋭いミドルシュートを武器とする中盤の要として、昨季はJ1と天皇杯全日本選手権の2冠に貢献。昨年12月のクラブW杯では欧州王者のRマドリード(スペイン)との決勝で2得点するなど活躍し、注目を集めた。

 青森県出身で2011年に青森山田高から鹿島入り。12年にはJリーグのベストヤングプレーヤー賞、14年はベストイレブンに選出された。日本代表では13試合3得点。