J1に復帰した清水エスパルスが、今季初勝利を挙げた。

 先にチャンスを作ったのはアウェーの清水だった。前半11分、DF松原のスルーパスに反応したFW鄭大世が左足シュートを放つが、わずかゴール右外。

 サンフレッチェ広島は同42分、清水DFからのパスをカット。DF塩谷の強烈な枠内シュートは、清水GK六反がセーブした。前半は0-0で折り返した。

 後半8分、清水はペナルティーエリア内で松原が倒れされてPKを獲得。キッカーの鄭大世が右足で冷静に決め、先制した。反撃に出たい広島は、MF柴崎を投入。同36分にはMFミキッチが鋭いシュートを放つも、枠の外だった。清水が1点を守り切り、初勝利。広島はMF青山ら多くのけが人を抱え、ホーム2連戦を1分け1敗とした。