ホームの鹿島アントラーズがブリスベン(オーストラリア)に快勝し、2勝1敗の勝ち点6とした。

 前半43分、先発出場したFW鈴木がDF伊東の右クロスを右足で合わせて先制した。10日のJリーグ第3節横浜戦(カシマ)での決勝ゴールに続き、日本代表ハリルホジッチ監督の御前試合で2戦連続となった。今季はJリーグ開幕前から絶好調。プレーシーズンマッチを含む対外試合で出場12戦9得点とした。

 後半31分には右CKをDF植田が頭で合わせ、シュートの処理にもたつくGKに自らプレッシャーをかけ、ルーズボールを押し込んだ。その3分後にはMF遠藤がペナルティーエリア右角で相手をフェイントでかわし、左足でゴール左隅にチーム3点目を突き刺した。

 守備では昨季までの守護神GK曽ケ端が今季公式戦初出場初先発した。新加入のGKクォン・スンテに定位置を奪われていたが、安定感は健在。前半26分には相手FWホルマンの右足シュートを左手1本でセーブ。同33分にはDFパパドプロスのループシュートを防ぐなど、勝利に貢献した。

 鹿島は、第4節では4月12日にブリスベンとアウェーで対戦する。