J1ベガルタ仙台は14日、仙台市内で16日のホーム鹿島アントラーズ戦に向けて練習を行った。FW石原直樹(32)は、同戦でJ1通算200試合出場&50得点の同時達成を狙う。

 次節出場で200試合達成となる石原は「順調にいけば1、2年前だった。そこが悔やまれますね」と語った。浦和での2季は、15年に右膝前十字靱帯(じんたい)を損傷し、出場は10試合のみに終わった。

 悔しさを晴らすべく、「前から200(試合)で50(得点)は狙っていた。まずはそこを目指してやりたい」と同時達成を宣言した。通算48得点だが、13年12月の鹿島戦で2得点を決めており、相性は良い。

 渡辺晋監督(43)は、「記念の試合にみんなで頑張って花を添えたい」と語った。同監督は、浦和や広島での経験を基に、選手に戦術面などでアドバイスをする石原を「非常に頼もしい」と高く評価している。すでに功労者の風格を感じさせるストライカーのためにも、必勝を期す。