勝ち点12で7位のセレッソ大阪は、22日に14位ヴァンフォーレ甲府とアウェー(中銀スタ)で対戦する。21日は大阪市舞洲練習場で、時折笑い声も聞こえる和やかな雰囲気の中で約1時間汗を流した。

 甲府とは12日のルヴァン杯でも対戦し、0-0で引き分けている。尹晶煥監督(44)は「(甲府は)守りが堅いチーム。引くチームにどうプレーしていくのかが鍵となる」と口元を引き締めた。

 チームは開幕以来3勝3分け1敗ながら、直近5試合は負けなしと好調だ。「チームのいい形ができつつある。チームのために走ってチャンスを作れたら」とMF関口訓充(31)。前節G大阪戦で、左太もも裏の負傷から先発復帰を果たしたDF山下達也(29)は「(甲府の)FWにはパワーのある選手がいる。一瞬の隙を与えないようにしたい」と意気込んだ。