藤枝MYFCはホームでカターレ富山と対戦し、1-1で引き分けた。前半45分、スローインからFW三好洋央(29)が胸トラップで落とし、3試合ぶりに先発したFW遠藤敬佑(28)が左足で決めて先制した。一転、後半はロングボールを多用する相手に押し込まれ、同34分にはカウンターから同点に追いつかれた。今季ホームでは3戦負けなし(1勝2分け)も、大石篤人監督(40)は「大変残念なゲーム。強いチームは1点を守って勝てる。まだまだ足りないところが多い」と振り返った。

 6試合を終えて、暫定ながら失点はリーグ最多の14。一方で、課題になっていた試合開始15分までと、セットプレーからは失点を許さず、修正できた部分もあった。GK三宅貴憲(25)は「チーム全体の守備意識は強くなっている。もったいない失点だった」と悔やんでいた。【保坂恭子】