元日本サッカー協会会長、元国際オリンピック委員会(IOC)委員などを務め、2月に85歳で亡くなった岡野俊一郎さんをしのぶ会が24日、都内で行われた。日本協会主催で高円宮妃殿下ら870人が参加。IOCのバッハ会長から映像の追悼メッセージが届き、日本オリンピック委員会(JOC)の堤義明最高顧問、スポーツ庁の鈴木大地長官、サッカー界からは日本協会の川淵三郎最高顧問、ハリルホジッチ監督らが参列した。

 岡野さんが会長時代、日本代表監督を務めたトルシエ氏は「私は彼の息子。本当にありがとうと、心からの哀悼の意をささげたい」と静かに話した。司会はテレビ東京の「三菱ダイヤモンドサッカー」でコンビを組んだ金子勝彦アナウンサーが務めた。