川崎フロンターレは蔚山(韓国)に1-2で敗れ、2連敗。

 川崎Fが苦しい連敗スタートになった。2失点はいずれも自陣でのミスから。前半42分、流通経大出身のルーキー、MF守田がペナルティーエリア内でボールを奪われ、その流れからミドル弾で先制された。後半21分もDF谷口がトラップしたボールを奪われ失点。鬼木監督は「勝ち点1でも拾わなくてはいけないゲームだった。自分たちのミスからの失点。1度防いだ後、ほっとした瞬間にやられている」と厳しかった。

 司令塔MF中村が13日の上海上港戦で打撲した影響で欠場した。昨季リーグ最多71得点を挙げた攻撃も、持ち味の細かいパスがことごとく中を固める蔚山の守備網にかかり、後半40分にFW知念が頭で1点を返すのがやっと。1次リーグ突破へ早くも黄信号がともった。昨季のJ1王者は公式戦3連敗で、25日に磐田とのリーグ開幕戦に臨むこととなった。