G大阪MF倉田秋(29)が29日、熱中症で病院に搬送された鳥栖DF小林祐三(32)を気遣った。26日の鳥栖-G大阪(ベアスタ)の試合中、体調を崩した小林が口元を押さえてピッチ上にうずくまり、前半42分で途中交代。その直前に倉田が小林へ「大丈夫ですか?」と声をかけており、小林が27日に自身のツイッターで「交代の数分前にG大阪の倉田選手が『大丈夫ですか?』って聞いてくれて、しゃがんだ時も主審呼んでくれて本当にありがたかったです。昨日朦朧としてて言えなかったので改めてここでお礼を。ありがとうございました」(原文まま)とつづっていた。

この日、大阪・吹田市内で練習した倉田は「倒れる前にゴホゴホとしんどそうやったから『大丈夫かな』と思って声をかけた。プレー中やったけど、ほんまにしんどそうやったから主審も呼んで…」と自身の行為を説明。小林がツイッターで感謝を述べていたことも知っていたが「俺ツイッターやってへんから、どうやって返したらいいか分からんかった。本当、無事で良かったです」と、“返信”し、小林の体調回復を願っていた。