ヴィッセル神戸は24日、浦和レッズの元日本代表DF槙野智章(34)を完全移籍で獲得したと発表した。

来季2年ぶりのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場が決定している神戸は、ベルギー代表DFフェルマーレンが今季限りで退団。そこに槙野が加わり、菊池、小林らでセンターバックを担い、J1リーグなどを含めた強行日程を乗り切ることになる。槙野は浦和で17年にACL優勝経験があり、心強い補強になった。

槙野はクラブを通じて「このたび、私、槙野智章はヴィッセル神戸に入団する事になりました。ヴィッセル神戸で新しい挑戦が出来る事に、ワクワクしています。Jリーグ、そしてアジアでNo.1になれる力を持っているチームだと思っています。その中で自分の役割、力を最大限落とし込み、精いっぱいヴィッセル神戸のために闘いたいと思います。皆さんスタジアムでお会いしましょう!!」とコメント。そして「サッカー界のお祭り男 槙野智章」と締めた。

J1通算399試合出場(45得点)の槙野は、契約満了で10年間在籍した浦和を今季限りで退団。最後の公式戦になった19日の天皇杯は、自身の決勝ゴールで優勝し、自らの花道を飾っていた。

今季J1で過去最高の3位に躍進した神戸は、横浜MF扇原貴宏(30)の獲得を既に発表している。