浦和は12日、さいたま市内で紅白戦を行った。序盤はFW高原直泰、MF阿部勇樹、DF闘莉王らが入った主力組が好連係をみせ、攻撃参加した闘莉王のアシストでFWエジミウソンが先制ゴールを挙げた。

 しかし試合の経過とともにFW永井雄一郎、FW田中達也らが入った控え組のパス展開に押される場面もあった。逆に永井らに得点を奪われた主力組は1-2で敗れた。まだ連係面は発展途上段階だが、主力メンバーは前向き。好タイミングの攻撃参加をオジェック監督に評価された闘莉王は「次の試合は気持ちで絶対、負けない。心臓が痛くなるぐらい走り続けたい」と宣言。15日に控えたホーム開幕戦となる名古屋戦の必勝を誓っていた。