神戸は5日、大宮などで監督を務めた三浦俊也氏(46)が新監督に就任すると発表した。和田昌裕監督(44)はヘッドコーチに就く。三浦新監督は6日の練習から指揮を執る。

 神戸では6月末、今季から監督に就任したカイオジュニオール氏が突然、カタールのクラブへ移るために辞任。これを受け、チーム統括本部長を務めていた和田氏が監督となった。和田監督は前節の今月2日に初白星を挙げたものの、5試合で1勝2分け2敗だった。

 神戸は5日現在、6勝4分け10敗で15位と低迷。安達貞至社長は「チームの最優先事項は(J2に)降格の危機から脱すること。経験と実績があり、最も適任な指導者として三浦氏に監督就任を依頼した」と監督交代についてコメントした。