<ゼロックス杯フレンドリーマッチ:U-18Jリーグ選抜1-1日本高校選抜>◇27日◇国立

 高校選抜と引き分けたJ選抜の倉又寿雄監督(51)は「初めて高体連のチームと試合ができ、関係者にお礼がいいたい」と、歴史的な初対戦を振り返った。スタメンには昨年のU-17W杯メンバーが8人。相手よりも1学年下ながら、個々の技術とチームとしてのまとまりで互角に戦った。DF高野光司主将(17=東京Vユース)は「(高校選手権の)テレビで見ていた選手たちと試合ができて、うれしかった」と言えば、MF高木善朗(17=東京Vユース)のアシストで先制点を奪ったDF松原健(17=大分ユース)も「夢だった国立のピッチに立てて、いい経験になりました」と、大勢の報道陣を前に緊張気味に話していた。