<J1:名古屋2-1山形>◇第9節◇1日◇瑞穂陸

 名古屋DF田中マルクス闘莉王(29)が、古巣浦和サポーターへの思いを口にした。山形戦では決勝ゴールを挙げる活躍をみせたが、前半に微妙な判定で警告を受け、累積警告により次節浦和戦(5日、埼玉)に出場できなくなった。

 「反スポーツ的行為」で警告対象となったハンドの判定に「何でカードが出たのか分かりません」と納得いかない様子。かつてのホームスタジアムで行われる古巣・浦和戦に並々ならぬ闘志を燃やしていたのがその理由で「オレは埼玉のサポーターに本当に世話になった。今は敵になってしまったけど、プレーで恩返ししたかったから。楽しみに見に来てくれる人もいたはず。ひとつ、楽しみが減ってしまった…」と残念がった。