大宮鈴木淳監督(48)が選手に30センチ単位でのポジショニングを求めた。

 1日の京都戦で勝利し降格圏を脱出。3日の練習ではチームの雰囲気も明るくなった。それでも指揮官は「楽しんでプレーするのはいいことだし大前提だけど、もっと質を上げていかないと。ポジショニングを30センチ変えるだけでまったく違う。そういうことを意識していればうまくなる」と練習を細かく止めては選手に指示を与えた。

 求めるレベルは高い。理想はボールをつないで突破するサッカーだ。鈴木監督は「現状のままでは物足りない。いきなり高いレベルは難しい。能力を引き出せるように、頭の中から改善していく」と話した。