<J1:清水2-1鹿島>◇第17節◇7日◇アウスタ

 リーグ4連覇を狙う鹿島が清水との首位攻防戦を1-2で落とし、首位から陥落した。DF岩政大樹のハンドで与えたPKを前半37分に決められて先制点を献上。右太もも裏肉離れで途中交代したFWマルキーニョスに代わって登場したFW興梠慎三が後半13分にヘッドで同点弾を奪取したが、同29分にDF伊野波雅彦のクリアが清水MF枝村匠馬に当たってゴールに転がり込む不運な決勝点を奪われてしまった。興梠は「流れは悪くなかったけど、あの変なゴール(決勝点)でやられた。でも、まだリーグ戦も半分終わったばかりだから」と気持ちを切り替えていた。