<天皇杯:鹿島2-1名古屋>◇準々決勝◇25日◇カシマ

 鹿島が2年目のFW大迫勇也(20)の決勝点でリーグ覇者名古屋を下し、準決勝進出を決めた。1-1で迎えた後半33分、MFフェリペガブリエルのパスを受けた大迫が反転してペナルティーエリア内に侵入。左足で冷静にゴールを奪った。前半7分にFW興梠慎三のゴールで先制し、後半31分に同点に追いつかれたが、大迫の一発で逃げ切った。殊勲の大迫は「落ち着いて決められたと思います。フェリペがいいパスをくれた」と笑顔で話していた。