なでしこリーグ(29日開幕)の浦和レディースが7日、さいたま市内のレッズランドで「早朝練習」を打ち上げた。学生や会社勤めする選手がほとんどのため、普段の平日は夕方開始だが、計画停電や節電を考慮し、先月29日から朝6時半開始に繰り上げ。最終日となったこの日は紅白戦など約2時間、澄んだ空気に大きな声が飛び交った。8日からは通常に時間を戻すが、日没で終了。照明は使用しない。主将のDF矢野喬子(26)は「全員が内容を密にすることを考え、プラスになった」と手応え。村松浩監督(51)も「暑くなると夕方は虫も出てくるからなあ。この時間にやるのもいいかも」と、夏場の再実施も検討していた。