なでしこリーグ実行委員会が28日、東京・本郷のJFAハウスで行われ、東京電力の休部が承認された。同クラブは福島第1原発事故の影響で無期限活動自粛中。今後は、選手を受け入れ先に移管し、来季は2部に当たるチャレンジリーグに参戦する。

 同リーグ田口禎則専務理事(46)は「マリーゼの選手たちは一緒に戦ってきた仲間。チャレンジリーグから、また盛り上げてほしい。どこかには必ず移管される。ハッピーになる」と笑顔。同席した東京電力高瀬賢三労務人事部長は「チームは休部の決断をしましたが、福島の復興の時期が来ればマリーゼとしてもう1度活動したい」と望んでいた。なでしこリーグ側は来季日程の調整などもあるため、結論を今月末に設定していた。