なでしこリーグで首位を走るINAC神戸は30日のアウェー浦和戦に向け29日、神戸市内で最終調整を行った。残り4試合で2位日テレとは勝ち点差「3」。浦和戦、続く来月6日の日テレ戦が“勝負どころ”となる。現在10ゴールで得点王争いでも首位を走るFW大野忍(27)も決戦に向け表情を引き締めた。大野は「優勝が見えた中で、こういうチームと戦っていけるのはある意味幸せ。優勝、優勝と先を見るのではなくしっかり自分たちのサッカーをやりたい」と静かに闘志を燃やした。