原因不明の体調不良でアルガルベ杯決勝などを欠場したなでしこジャパンのMF沢穂希(33)が12日、病院で検査を受け「良性発作性頭位めまい症」と診断された。所属のINAC神戸が発表した。「良性-」は耳の奥にある三半規管内のリンパ流が乱れたことで起こるめまいで、個人差によるが自然治癒で1週間から1カ月で完治するという。沢はアルガルベ杯が行われたポルトガルでめまいなど風邪に似た症状を訴えていたが原因がはっきりしていなかった。