東日本大震災の復興支援を目的としたサッカーの慈善試合がクリスマスの25日、東京・国立競技場で行われ、発起人となった澤穂希選手(INAC神戸)らロンドン五輪で銀メダルを獲得した女子日本代表「なでしこジャパン」を中心とした豪華なメンバーが出場した。

 試合には震災で大きな被害を受けた岩手、宮城、福島の3県から小中学生を中心に約200人を招待した。出場メンバーには女子代表の宮間あや選手(岡山湯郷)や川澄奈穂美選手(INAC神戸)のほか、U-20(20歳以下)女子ワールドカップ(W杯)代表の田中陽子選手(INAC神戸)らが名を連ねた。ラモス瑠偉氏ら男子の元日本代表選手も出場し、試合に彩りを添えた。