ヴィッセル神戸が京都サンガF.C.を1-0で下し、4月11日名古屋グランパス戦以来の90分勝利で勝ち点3を積み上げた。
前半から何度もクロスでチャンスをつくりながらも得点を挙げられない時間が続いたが、後半33分にCKの流れからDFンドカ・ボニフェイスが今季初ゴールを決めて先制。その1点を最後まで守った勝利にMF武藤嘉紀は「今日はどんな内容であれしっかり戦って、勝利に貢献したい気持ちで臨んだ。内容としても全員が戦って、球際、走るところでヴィッセルらしさが戻ってきた」と胸をなで下ろした。
4月にはハードな日程の中で、アジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)のファイナルラウンドを戦った。準々決勝でアルサド(カタール)をPK戦の末に下したが、準決勝では前回王者のアルアハリ(サウジアラビア)に1-2で敗戦。目標としていたアジア制覇に届かなかった後は、1勝3敗と苦しんだ。ガンバ大阪に0-5、ファジアーノ岡山に0-3と敗れるなど4試合で1得点9失点と苦戦したことを武藤は「みんな全てを懸けていたが、それが途切れてしまって、それがどっと出てしまった。気合入れてやり直さなきゃいけないっていうのは頭ではわかっていても、そのショックは正直大きかった」と振り返った。
それでもこの日の勝利でWESTグループ首位の名古屋に勝ち点で並び、逆転Vへの希望をつないだ。「来季もACLEにまた出たい。(ACLEで負けた)悔しさはやっぱりACLEでしか返せないと思うので、それを引き寄せないといけない。あと2戦、とにかく勝つしかない」。背番号11の元日本代表は、残り2戦での連勝を力強く宣言した。



