Jリーグは19日、東京都内でJ1、J2各クラブの社長らによる合同実行委員会を開き、J2の下部に創設する新リーグ「J3(仮称)」を来年から実施する方針を確認した。26日の理事会で正式に決定する。

 Jリーグは新リーグの参加条件や財務基準などについて15日まで、J1とJ2各クラブの幹部らを集めて各地で4回に分けて説明会を開いた。実行委ではこの説明会の内容がまとめて報告され、日本フットボールリーグ(JFL)や地域リーグから将来のJリーグ入りを目指す10クラブ程度でスタートする方針が、あらためて伝えられた。

 実行委に先立ち、シーズンを現行の春秋制から秋春制に移行することを検討しているJリーグ戦略会議の内容が報告された。中西大介競技・事業統括本部長は「いただいた意見は次回(の会議)に反映させる」と話した。