<プレナスなでしこリーグ:INAC神戸1-0伊賀>◇第5節◇21日◇ノエスタ

 伊賀がINAC神戸に0-1で敗れ、3戦連続勝ちなしとなった。前半34分、DFラインの背後にロングパスを出され、走り込んだ相手FWに先制点を献上。シュート数では5対3とINAC神戸を上回り、与えた決定機も2度だけだったが、一瞬のスキをつかれて献上した失点が最後まで響いた。

 浅野哲也監督(46)は「結果は非常に残念。守備は持ち前の粘り強さを出せたと思う。プラン通りといえばプラン通りだが、勝つためには得点を取らないといけない」と、振り返った。

 前線から全員でプレスをかけ続け、相手のスペースを消すことでINAC神戸の攻撃をほぼ封じたが、得点はリーグ5試合で、ここまでわずか2点。得点力不足が結果的にこの日の敗戦につながった。