<全日本大学サッカー選手権>◇14日◇2回戦◇東京・味の素フィールド西が丘など◇日刊スポーツ新聞社後援

 15年連続39回目の出場となる福岡大は、関東大学リーグ4連覇の専大に延長戦の末2-1で勝利した。

 前半8分に、MF野嶽惇也(2年)の得点で先制。しかし後半16分に失点を許し、1-1で延長戦に突入した。同後半5分、相手のミスを突いてMF野嶽がこの日2点目となる右足シュートを豪快に決めた。試合終了の笛が鳴ると、福岡大イレブンは次々とピッチに倒れ込んだ。足をつりながらも最後まで走り抜き、勝利を手にした。

 乾真寛監督は「(福岡大は)Jリーグ内定者が5人いるとはいえ、全員がそろって練習ができずコンディションもバラバラだった。気持ちがこもった塊で戦うことができた。福岡大らしく、泥臭くねばっこいプレーができた」と笑顔で振り返った。

 準々決勝では、びわこ成蹊スポーツ大(16日・町田)と対戦する。