<J1:東京0-0C大阪>◇第3節◇20日◇味スタ

 ホームの東京が攻勢に試合を進めた。立ち上がりから、FW平山相太、FW赤嶺真吾が次々とシュートを放った。今季初先発のMF石川直宏も持ち味のスピードあるドリブル突破で、攻撃の起点となった。それでも決定力を欠き、無得点。一方、C大阪は東京の素早いプレスの前に、チャンスらしいチャンスをつくれず、前半は0-0で折り返した。

 後半も東京が主導権を握り、C大阪ゴールを脅かした。2分、カウンターから石川が左足でミドルシュート。12分には平山が約20メートルのミドルシュートを放つも左ポストに阻まれ、得点には至らなかった。C大阪も時折、MF香川真司が持ち味のドリブルで、チャンスメークするも決定力を欠き、両者無得点でドローに終わった。