<J1:G大阪2-2清水>◇第14節◇11日◇万博

 G大阪はやや苦しい立ち上がりとなった。疲労度を考慮されベンチスタートの日本代表MF遠藤を欠いた中盤で、思うようにボールキープができない。清水ペースで試合が流れる中、前節までリーグ得点王のFWアドリアーノが15分に先制ゴール。左CKををヘディングで決めた。リーグ5戦連発となる今季8点目。その後はG大阪が攻勢に出たが、追加点は奪えず1-0で折り返した。

 清水が後半に入ってすぐに逆転した。2分にDF太田が今季初得点となる同点ゴール。5分には右サイドライン際から、FW大前のFKがワンバウンドして直接ゴールへ。G大阪はすぐさま反撃。12分にMF宇佐美がペナルティーエリアやや外の左サイドから右足で豪快にミドルシュートを決めて再び同点に。その後は互いにチャンスを決められず、2-2の引き分けに終わった。