<ナビスコ杯:C大阪1-2浦和>◇準々決勝◇5日◇長居

 早いパス回しでC大阪を翻弄(ほんろう)した浦和が、立ち上がりから主導権を握り05年以来6年ぶりの準決勝進出を果たした。前半9分、オウンゴールを“アシスト”したMF山田直輝(21)は「いいタイミングで中に入ることができた。後半入った(決勝の)ゴールにも絡むことができたし、うまく展開できたと思う」とニンマリ。準決勝は9日、リーグ戦で首位を走るG大阪をホームに迎えるが「相手がどこだろうと、タイトルを取るチャンスだと思うので、しっかり準備してチャレンジしたい」と話した。