C大阪の五輪代表MF清武弘嗣(22)のブンデスリーガ・ニュルンベルクへの完全移籍が正式決定し、17日に大阪・南津守のクラブハウスで会見した。

 清武は「とても迷いました。今季はセレッソで結果を出せていない。そんな中で移籍をするのはどうか。すごく迷いましたし、苦しかった」と胸の内を明かした。

 移籍決断の背景には、愛妻の後押しもあったという。「初めて嫁さんに相談した。そうしたら『悪い時もあれば、いい時もある。チャレンジすることが大事』と言ってもらえた。それで決めました」と語った。

 ニュルンベルクには7月1日に渡る予定で、C大阪での最終戦は6月30日のホーム浦和戦(長居)になる。

 ニュルンベルク側とは、今夏のロンドン五輪に出場することができるよう、既に話し合いができているという。