<J1:鹿島7-0札幌>◇第12節◇19日◇カシマ

 ホーム鹿島が前半から圧倒した。9分にDF岩政が頭で先制点を決めると、15分にはFW大迫が自ら獲得したPKを決めて追加点。40分にも、DF山村がプロ初ゴールを決めて、前半だけで3点リードした。一方の札幌は29分に左CKからMF河合がヘッドで合わせたものの、鹿島GK曽ケ端の好セーブに阻まれ、無得点で後半へ折り返した。

 後半も鹿島は攻撃の手をゆるめなかった。同16分、大迫、MF小笠原とつないでMF遠藤のシュートがはじかれると、こぼれ球をFW興梠が決めた。同29分には興梠のヒールパスから、途中出場のMF本山がゴール。終盤にも2点を決めて7ゴールをマークした鹿島が圧勝を飾った。今季2勝目を目指した札幌は3連敗を喫した。