浦和を今季限りで契約満了となり、退団することになったFW田中達也(29)が20日、さいたま市内で行われた練習後に取材に応じた。「プロの世界なのでしっかりと受け止め、自分の力不足を認識して、必要としてくれるチームがあれば現役でやりたい」と話した。チームは24日の鳥栖戦(ベアスタ)に向けて、体幹トレーニングや坂道ダッシュなど約1時間の練習を行い、田中もチームメートと笑顔でこなしていた。「チームが3位で、自分が少しでも力になれなかったことに悔いは残る。それはプロの世界なので仕方がないこと。監督が考える選手になれなかったのは悔しい」と振り返った。