浦和は29日、アウェーの磐田戦(31日)へ向けてさいたま市内のグラウンドで調整した。

 午前中に東アジア杯が行われた韓国から帰国したMF原口、DF森脇、槙野の日本代表もグラウンドに姿を現した。韓国戦に出場した原口と槙野は軽めのメニューで終えたが、森脇は紅白戦にも参加した。DF森脇は「3試合中1試合しか出られなかった。韓国戦も槙野が交代したのは悠平さん(徳永)だった。それが現実」と振り返った。ただ寄せの速さをプレー以外でアピール。オーストラリア戦での斎藤学、韓国戦での柿谷の2点目の時はいち早く祝福に駆け寄った。「ポジション争いは大事ですからね(笑い)。韓国戦の2点目は一番最初に駆け寄っちゃったから、みんなに乗られて苦しかった」と笑顔を見せた。

 だが浦和は連敗中。「3連敗は許されない。体力は問題ないし、うずうずしているくらい」と意欲は十分で「我慢していれば必ずチャンスが来ることは韓国戦で見習った。それをレッズでも生かしたい」と引き締めた。