横浜の樋口靖洋監督(52)が28日、天皇杯制覇を強く意気込んだ。横浜市内での練習を指揮し、29日の準決勝・鳥栖戦(日産ス)に備えた。

 リーグは最後の最後で失速し、9年ぶりのリーグ優勝を目前で逃した。その分、天皇杯でのタイトル獲得への思いは強い。「最近、準決勝は国立での試合が多かったけど、明日は日産スタジアムでやれるのは大きなプラス。タイトルを取れれば、来季への視界も変わる。国立のロイヤルボックスを登っていく選手たちを見たい」と話していた。