レール検査データの改ざんなど不祥事が続くJR北海道は20日、メーンスポンサーを務めるJ2札幌のユニホームへの社名掲載を今季から自粛すると明らかにした。スポンサーは今後も続ける。同社は「地元チームなので応援したいが、(不祥事で)積極的な広報はしづらい」と説明している。

 JR北海道や札幌を運営する北海道フットボールクラブによると、昨年まで社名を出していた練習用ユニホームに掲載を控える。昨年秋からホームの札幌ドーム(札幌市豊平区)、厚別公園競技場(同市厚別区)でCM放送や試合中の広告を休止しているが、ことしも休止する。

 JR北海道はメーンスポンサーの「オフィシャルパートナー」にサッポロビールなどとともに名前を連ねている。