<J1:東京1-1鹿島>◇第15節◇19日◇味スタ

 東京は絶好機を外しまくった。最初の決定機は前半34分。カウンターからFW河野広貴(24)の左クロスを完全フリーのFWエドゥーが左足で流し込もうとしたが、直前にボールがはねてミートせず、ゴール上に外した。さらに後半5分にはFW武藤嘉紀(22)がドリブル突破し、左クロスをMF米本拓司(23)が決めきれない。そして、同33分にはMF東慶悟(23)のスルーパスに抜け出した武藤が、鹿島GKとの1対1の場面で防がれた。

 結局同41分に同点弾を許し、勝ち星を逃した。主将で日本代表DF森重真人(27)は「前半からアグレッシブなサッカーを見せられた。決定機で点を取れなかったことが、今日足らなかったこと」と振り返った。