名古屋は1日、豊田市内の豊田スポーツセンターで練習し、アウェー鳥栖戦(2日、ベアスタ)に向けて調整した。

 DF田中マルクス闘莉王(33)が左ふくらはぎ打撲で戦列を離れているが、今節も欠場の見込みだ。

 西野朗監督(59)は練習後にDF牟田雄祐(23)とDF大武峻(21)を呼び寄せ「(鳥栖FW)豊田のタイミングで位置取りをしてはダメ。2対1で対応しポジショニングを優位にもっていこう」と対戦するパワーFWの対策を直接指導した。

 指導を受けた牟田も「(豊田を抑え)試合の中で最少失点でやっていくことが大事。声を出して連係しながらトライする」と話し、大武も「空中戦は得意なので負けたくない」と決意を口にした。若いDF陣が結束し相手の絶対的エースを抑えれば名古屋の6試合ぶりの勝利が見えてくる。