Jリーグは29日、サポーターが試合中にバナナによる差別的な挑発行為をした横浜に対し、けん責(始末書をとり、将来を戒める)と500万円の制裁金を科した。

 問題となった行為は、リーグ戦の第21節(23日)横浜-川崎F戦(ニッパ球)で起きた。横浜は即日、このサポーターを特定し無期限入場禁止処分としている。村井満チェアマンは「マリノス側の対応は適切だったが、啓発活動が十分ではなかったので、その責任はクラブ側にある」と話した。